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在宅介護

ショートステイとは?利用方法や費用をご紹介

在宅介護が必要になった方は聞きなじみのあるショートステイ。
今回は、在宅介護をする上で知っておきたい、ショートステイの概要とその利用方法についてご紹介します。

参考:厚生労働省「短期入所生活介護及び 短期入所療養介護 (参考資料)」

 ショートステイとは?

ショートステイとは、数日~数週間程度の短期間、介護施設や医療機関に入居し、介護や支援が受けられるサービスです。

正式名称は短期入所生活介護短期入所療養介護と呼ばれます。

在宅介護をされているご家庭で、一時的に在宅介護が難しい時やリフレッシュしたい際に利用される介護サービスです。

ショートステイのメリット

ショートステイを利用することでのメリットは、在宅介護をされている方にとっては介護の休憩期間になり、リフレッシュができること。

また、利用者の方も普段は家の中のみでの生活になりがちですが、ショートステイ先でいつもと違う景色が見られたり、色んな方と触れ合うことで、気分転換になる機会になります。

ショートステイの種類

ショートステイには3つの種類があります。

  • 短期入所生活介護
  • 短期入所療養介護
  • 有料ショートステイ

短期入所生活介護、短期入所療養介護は介護保険が適用されますが、その他の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が提供しているショートステイサービス(有料ショートステイ)は、基本的に介護保険適用外です。

では詳しくご紹介します。

短期入所生活介護

短期入所生活介護とは、介護保険が適用されるショートステイです。

短期入所生活介護は、老人短期入所施設や特別老人ホーム等へ短期間の入所の間、入浴や排せつ、食事等の介護、及びその他の日常生活上の世話や機能訓練を行う事により、利用者の有する能力の維持を目指します。

人員は生活相談員・介護職員(または看護師・准看護師)がそれぞれ常勤体制で配置されており、医師や栄養士、機能訓練士も在籍しています。

利用条件は、要介護1~5の認定を受けている方になります。

※要支援の方は、「介護予防短期入所生活介護」を受けることができます。

短期入所療養介護

短期入所療養介護とは、介護保険が適用されるショートステイです。

短期入所療養介護は、介護老人保健施設や療養病床のある病院・診療所等へ短期間の入所の間、看護・医学的管理下の介護及び機能訓練、その他必要な医療や世話を提供するものです。

短期入所生活介護と比べると、より医療的な処置が必要な利用者が利用できるショートステイです。

したがって、施設の人員配置は医師や看護師等、医療の専門家が常勤しています。

入所条件は、要介護1~5の認定を受けている方になります。

※要支援の方は、「介護予防短期入所療養介護」を受けることができます。

有料老人ホームやサ高住の有料ショートステイ

有料ショートステイは、基本的に介護保険は適用されません。

有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅で提供されており、各施設によって提供されるサービスも異なります。

基本的には、利用者の身体状況に合わせた介護、日常生活の世話や機能訓練が行われます。

介護保険適用のショートステイの利用方法

では、介護保険が適用される短期入所療養介護・短期入所生活介護の利用方法を順番にご説明します。

①要支援・要介護認定を受ける

まずは、要支援・要介護認定を受けましょう。
要支援・要介護認定を受けることで、どの程度の介護が必要なのか専門的な判断を受けることができ、利用者の身体的な状態・家庭状況に沿ったケアプランをたててもらうことができます。

介護保険適用のショートステイは、要支援・要介護度によって利用できる施設が異なりますので、まずは診断をしてもらうことが必要です。

②ケアマネージャーに相談

次に、担当のケアマネージャーにショートステイを利用したいと相談をします。

③受け入れか可能な施設を探す

ケアマネージャーと、入居条件や費用感が合う施設を探します。

④ケアマネージャーがケアプラン・必要書類を提出して申請

施設が見つかったら、ケアマネージャーにケアプランや、施設利用に必要な書類を作成・申請してもらいます。

⑤利用の審査

申請をすると、入居が可能かどうか審査が行われます。

⑥入居日決定

無事審査が通過したら、ショートステイが利用できます。

入居日を施設と調整し、必要な持ち物を準備しておきましょう。

※ショートステイを利用する際に知っておきたい注意点

ここで、ショートステイを利用する前にチェックが必要なポイントをご紹介します。

申請から利用日まで時間がかかる

上記の流れの通り、施設探しから書類提出、入居まで約1~2ヶ月ほどかかるため、ショートステイの利用が必要になって即日、保険適用のショートステイを利用できるわけではありません。

※緊急での対応が必要な場合は受け入れ可能なときもありますが、別途費用がかかります。

 利用できる期間は介護認定期間の半分まで

ショートステイを利用できる累計の期間は、介護認定期間の半数を超過してはいけないという制限があるので要注意です。

例えば、介護認定期間が6ヶ月の180日間の場合、その間にショートステイを利用できるのは合計90日間ということになります。

連続して利用する場合は最大30日まで

ショートステイは短期間での利用を前提しているため、一度で利用できる最大期間は連続30日間までとなります。

なお、最短では1日から利用することができます。

ショートステイの費用

保険適用のショートステイの費用はおおよそいくらかかるのでしょうか?

1日当たりの費用の目安は、介護度が低い場合は3,000円から4,000円程度、最も介護度が重い介護度5の場合は、8,000円から10,000円程度のようです。

項目ごとに見ていきましょう。

基本サービス費

基本サービス費とは、介護サービスの費用を指します。

基本サービス費は、要介護度、及び施設の個室の種類によって変動します。

個室の種類は、大きく3つに分けられ、「ユニット型」「多床室」「従来型個室」があり、施設によって個室体制が異なります。

保険適用の加算サービス

ショートステイには、介護や医療処置、日常の世話以外に利用者のニーズにあわせてオプションとして受けられる加算サービスがあります。

加算サービスの例として、送迎費や緊急短期受入加算費、夜勤職員配置加算、療養食加算等があります。

自己負担の加算サービス

上記は介護保険が適用されますが、食費や滞在費、日用品については介護保険適用外になります。

食費は朝食がおよそ600円、昼食・夕食がおよそ800円程度です。

日用品については、自身で持ち込むことで料金がかからないため、なるべく必要なものは準備をするようにしましょう。

在宅介護に疲労する前に施設探しをはじめましょう

今回はショートステイについてご紹介しました。

在宅介護は24時間365日体制で疲労しやすい環境です。その中で、うまくショートステイを活用して、心身ともに体調を崩さないよう気を付けていきましょう。

また、在宅介護に余裕があるうちに、施設入居先も検討をはじめましょう。

施設入居は施設決定から入居まで1~2ヶ月かかることが多く、ある程度早めに施設探しを始めた方がいざというときに安心です。

数ある施設の中から希望条件に合う施設を探すのはかなり時間がかかる作業なので、まずは私たち「岡山県有料老人ホーム相談センター」へご相談ください。

ご希望される入居条件や費用感にあわせた、岡山県内の施設をご提案させていただきます。

相談から入居まで完全無料のサービスですので、一度お気軽にご相談ください。

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