よくあるトラブル
遠方の親に介護が必要になったらどうする?対応策や施設探しのポイントを解説
「県外にひとりで住んでいる親の病状が悪化してしまったが、自身は今すぐ実家に戻れない・・・」
このようなお困りのご相談を岡山県外の方からよくいただきます。
今回は、そのような場合の対応策や注意点をご紹介しますので、是非ご参考にしてください。
ご不安な場合や岡山での施設探しなどは、一度「岡山有料老人ホーム相談センター」へご相談ください。
まずは要介護認定を受けましょう
在宅介護にしても、施設入居にしても、まずは要介護認定を受けて介護度を把握し、どのような介護が必要かを確認することが重要です。
お住まいの市町村の地域包括センター等で申請をすることができます。
そして、ケアマネージャーが担当につくので、専門家であるケアマネージャーに相談しながら対応策を考えましょう。
遠方にすむ親に介護が必要になった時の対応例
遠方に住む親に介護が必要になった場合、例として3つの対応策とそれぞれのメリット・デメリットを挙げています。本人と親の気持ちや金銭面によって、どの方法をとるのか相談しましょう。
○県内の施設を探す
一つ目は、親御さんがお住まいの地域で、老人ホームや介護施設に入居することです。
メリット
・施設で24時間過ごすことができるので、親も本人も安心できる
デメリット
・施設入居の利用料金がかかる
・施設を探す手間がかかる
○自身のすむ県に呼び寄せて同居し、在宅介護をする
二つ目の選択肢は、親に引っ越して来てもらい、同じ居住空間で在宅介護をすることです。
メリット
・同じ空間で生活できるので、何かあったときにすぐ対応できる安心感がある
デメリット
・今の家をバリアフリーにリフォームする必要がある場合がある
・在宅介護により、今の生活習慣が変化し、仕事やプライベート時間に影響が出る
○親のすむ県で介護サービスを受けつつ、遠距離介護をする
三つ目は、親と本人の居住場所は変えず、定期的に親の居住場所に通って在宅介護をする方法があります。
メリット
・プライベートな場所と時間は分けられているため、介護による精神的な負担は軽減される
デメリット
・親の元へ通う必要があるため、交通費や移動時間が負担になる。
・自身がいない時間帯は、訪問サービスを受ける必要がある。
要介護の親が転居をする場合の注意点
14日以内に要介護認定の引き継ぎが必要
介護保険は市町村が管理しているため、市町村をまたいでの転居の際は、転居から14日以内に転入先の市町村へ介護保険の引き継ぎを行う必要があります。
14日を超えてしまうと、転入先の市町村で改めて介護認定を受ける必要があり、そうなると認定結果が出るまで介護保険が適用されない場合があるので注意です。
転居先で受けられないサービスがある可能性がある
転居前に「地域密着型サービス」を受けていた場合は、その市町村に住民票のある方限定のサービスのため、転居後は転居先の地域密着型サービスを受けることとなります。
地域密着型サービスは各市町村によって異なるため、転居後には受けられないサービスがある場合があります。
岡山県内で老人ホームを探すなら岡山有料老人ホーム相談センターへ
県外にお住まいの方が岡山県の施設を探すとなると、実際の見学も難しく、さらに現時点の土地感も分からないので、何から進めればいいのか分からない・・・と不安な気持ちになるのが一般的です。
そんな時は、岡山県内の老人ホームに特化した「岡山県有料老人ホーム相談センター」をご利用ください。
岡山県有料老人ホーム相談センターでは、ご希望のご予算や要介護度に合わせた施設提案や、オンライン見学サポートも承っております。