在宅介護
在宅介護ができないのに退院しなければならなくなった…退院後の介護施設探しの流れと注意するポイント
高齢者の方が病気やケガで入院し、退院後に介護サポートや医療ケアが必要な場合、在宅介護が困難な場合は、老人ホームや介護施設への入居を検討することとなります。
今回は、退院後の施設入居に関して注意点や流れを解説していきます。
退院を迫られる背景
「まだ在宅介護ができる状態じゃないのに、なぜ退院させられるのだろう・・・」といった疑問がある方もいらっしゃるかと思います。
これには理由があり、病院では、患者が入院治療を必要としないと判定される場合、入院してから90日以内に退院を命じることができるからです。
また近年の病院の医療体制にも要因があります。特に急性期病院では常に満床な現状があり、患者を早期に退院させる必要に迫られています。
退院後の施設を探す際の流れ
①施設を探す前にまずは要介護認定を受けましょう
老人ホームや介護施設に入居をするためには、要介護認定を必ず受けなければなりません。
まずは地域包括センターへ行き、要介護認定の申請をしましょう。
入院中は医療保険が適用されているので、原則介護保険のサービスは利用できませんが、退院後を見越して要介護認定を入院中に申請することは可能です。
②病院のソーシャルワーカーや医師に相談する
入院をされている場合は、施設を決める前に必ず主治医の方にご相談ください。
どのような介護が必要か、どのような医療ケアが必要かなど、医師ならではのアドバイスや注意点があるため、入居先の施設を確認してもらうことが重要です。
③自分で探す or 岡山県有料老人ホーム相談センターに無料で任せる
次に、必要な介護や医療ケアが受けられる施設を探します。
ご自身でネットやソーシャルワーカーの助言によって施設を探すことも可能ですが、老人ホーム紹介会社を通じて施設を探す方が効率が良くストレスを減らすこともできます。
岡山県有料老人ホーム相談センターでは、岡山に特化した老人ホーム探しを完全無料でサポートしています。
退院後に入居する場合の主な施設
退院後の施設は、どのような種類の老人ホームになるのでしょうか?
退院しても施設入居が必要な場合は、介護度が高いことが多く、医療ケアも必要な可能性が高いです。
そうなると、入居が可能な主な施設は以下となります。
①特別養護老人ホーム(公的施設)
終身利用が可能で、要介護3-5の方が入所できる公的施設です。
②介護医療院(公的施設)
終身利用が可能で、長期的な療養を目的とした公的施設です。特養や老健に比べ、より医療対応が充実しています。
③介護老人保健施設(公的施設)
在宅復帰を目的とした公的施設です。退院後に、在宅復帰ができるまで利用することが前提の施設のため、在宅復帰が可能と判断されれば退所する必要があります。
④介護付き有料老人ホーム(民間施設)
介護度が高い場合も入居が可能な民間運営の施設です。
病院に隣接していたり、連携したりしている施設が多く、医療的ケアも対応している場合が多いです。
施設を探すときの注意点
退院のスケジュールにあわせた入居契約ができるか
退院の時期は決まっているため、それに合わせた入居ができるか(施設に空きがあるか)が重要になってきます。
基本的に、特別養護老人ホームや介護医療院などの公的施設は介護度が高くても入居でき、医療ケアや介護をうけることができますが、費用が安価で人気のため、満床の可能性が高いです。
その場合は、介護付き有料老人ホームやグループホームなど民間の老人ホームを検討しましょう。
医療ケアや介護度の対応
入居先の施設で、必要な医療ケアや介護・リハビリがうけられるかはチェックしましょう。
中でも、インスリン注射や経管栄養、吸引等の医療行為は、施設によっては対応が難しいところもあるので、病状を詳しく相談しましょう。
費用が支払えるか
月額利用料や初期費用が支払い可能であっても、毎月かかる出費は利用料のみではありません。
雑費や食費等、隠れた費用がないか確認し、将来的な予算を見通すことが必要です。
費用に関しては、見学のときなどに直接施設の方にだいたいのシミュレーションを聞いてみましょう。
老人ホームでお悩みのことはまるっと岡山県有料老人ホーム相談センターにお任せください
入院されている方の体調を心配しながら、退院の準備と施設探しを並行して行うことはかなり大変です。
また施設探しは岡山県内の100を超える施設から適した施設を探し、見学、契約をするという時間がかかる作業となりますので、ひとりで進めるのではなく、必ず専門知識をもったサポートを利用しましょう。
そんなときは、岡山県有料老人ホーム相談センターにご相談ください。
相談から見学、入居まで完全無料でサポートさせていただきます。
まずはお電話かメール・LINEにてご相談ください。