よくあるトラブル
老人ホームの入居者同士でトラブルがあったときの対処法
グループホームなどは、共同生活を軸に生活の流れや居住空間が構成されているため、入居者が毎日顔を合わせてコミュニケーションをとります。
要支援・要介護状態であっても、人間同士であることは変わりないため、どうしても入居者同士のトラブルが0とは限りません。
もし、親が入居した後に施設内でトラブルが起きたらどう対応したらいいのか、また施設はどう対応してくれるのか、解説していきたいと思います。
入居者同士のトラブルの原因
認知症による暴力・暴言
認知症の進行症状として、妄想などにより暴力・暴言行為に発展してしまうことがあります。
騒音トラブル
加齢により聴力が衰えると、テレビやラジオの音が聞き取りにくく、音量を最大限まで上げてしまい、他の入居者の方からうるさいとクレームに繋がる場合があります。
恋愛関係のもつれ
高齢者でも、入居者同士で恋愛関係になる場合があります。
良好な関係を築くことは良いことなのですが、関係性が破綻してトラブルになってしまったり、いわゆる三角関係のようにこじれてしまうと、日々の生活の中で暴力や暴言、はたまた陰湿ないやがらせが発生する場合があります。
いじめや嫌がらせ
加齢の症状や認知症に関係なく、人間関係のもつれでいじめや嫌がらせに発展してしまうケースもあります。
この場合は入居者同士のみでなく、施設職員との間でトラブルがおきる場合もありますので、まずは事実確認が必要です。
入居施設の対応
では、入居者同士でトラブルが起きた場合、施設はどのような対応をとってくれるのでしょうか?
トラブルの当事者同士の距離を離す
まずは、関係者の居室を離したり、食事やレクリエーションの際にも接触が無いようにしてくれます。
トラブルの要因となった入居者に対して退去を求める
暴言・暴力などの迷惑行為が目立つ場合、そして直る見込みのない場合は、その入居者に対して施設の退去要請をだします。
家族ができる対応
次に、トラブルに遭った入居者家族ができることをご紹介します。
トラブルの可能性を感じたら職員に報告・相談する
入居されているご家族からトラブルなどを相談されたら、まずはトラブルの当事者ではなく施設の職員に報告しましょう。
施設の方が事実確認や、当事者同士の距離を離す処置をしてくれます。
施設の転居を検討する
トラブルの要因が早急に解決できない場合や、根本的な要因がご家族にある場合は、転居を検討しましょう。
また、転居先でもトラブルを繰り返すことのないよう、認知症の症状であれば適切な治療が必要です。かかりつけの認知症専門医に相談しましょう。
転居先の施設探しをする際のポイント
転居をすると決めた後でも、入居者の方の介護度や入居予算等を踏まえて、また一から施設探しをする必要があります。
入居者のことを考えると、一刻もはやく転居先の施設を探したいという思いをもたれている方も少なくないのではないでしょうか。
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