認知症
認知症の親を施設に入居させるタイミングは?入居までの流れも解説
こんにちは!岡山県有料老人ホーム相談センターです。
親が認知症になった場合、最初は在宅介護からはじまるものの、認知症の進行が進むことを考えると、いつ施設に入居してもらうか、お考えの方も多いのではないでしょうか。
介護施設は定員や費用面で、必要になったときに即座に入居できる施設ばかりではないので、事前に入居の流れと入居できる施設、そして見学まで済ませておくことが大切です。
そこで、今回は、介護施設に入居を検討するタイミングと、入居までの流れ・準備についてご紹介したいと思います。
施設選びを始めるタイミングは認知症になった瞬間
認知症と診断をうけた段階で、最初は在宅介護を想定していても、施設に入居することを見据えて準備を進めましょう。
軽度の状態でも、まずはインターネットで情報を集めることから始めましょう。
いつでも施設入居に踏み切れることで、在宅介護の中でも精神的な余裕が生まれます。
施設選びを始めるタイミングは認知症になった瞬間
そして、実際に入居をするタイミングは、介護者が介護の限界を感じたときです。
つまり、介護をしていて被介護者の健康保持が難しくなったり、介護者自身の心身に影響が出たりすると、そのタイミングで外部の施設に助けを求める必要があります。
入居までの期間はどれぐらいかかる?
そろそろ施設に入居しようと検討しはじめてから、一体どのぐらいの期間で入居できるのでしょうか。
空室状況にもよりますが、期間は1~3か月です。
施設探しから見学、契約まで、やはりある程度の時間はかかります。
入居までの流れ
①要介護認定を受ける
まずは地域の「地域包括支援センター」各窓口で、要介護認定を受けましょう。
要介護認定を受けると、専門家から「要支援1」~「要介護5」までの7段階のどの段階にあたるのか、認定を受けることができます。
要介護認定によって、入居施設や介護サービスを、利用料金の1~3割負担で利用することができます。
詳しい判断は各市町村の専門家が行いますが、認知症の初期症状が表れている場合は、「要介護1」以上に認定される場合が多いです。
②入居可能な施設を探す
認知症の場合、要介護・要支援の度合いにもよりますが、以下の種類の施設に入居が可能です。
- グループホーム(施設による)
- (介護付き・住宅型)有料老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅(施設による)
- 特別養護老人ホーム
施設の種類や、各施設によって、入居条件や費用も異なるので、まずは入居可能な施設を絞り出すことが必要です。
インターネットや各施設からパンフレットを請求して、比べてみましょう。
といっても、何十、何百もある施設の中からひとつを選ぶ作業は腰が重くなりませんか?
そのような方は「岡山有料老人ホーム相談センター」までお問い合わせ下さい。
プロがご希望の入居条件、費用に合った施設を無料でご紹介させていただきます。
③見学をする
施設が数個に絞れたら、実際に見学をしてみましょう。
パンフレットやインターネットの情報のみではなく、実際に訪問して、その場の空気を感じたり、食事を試食してみたりすることで、その施設での生活がより体感できます。
さらに詳しい見学のポイントは以下の記事からご覧ください↓↓
④審査
施設を決めたら、入居審査・契約に移ります。
必要な書類は、
- 診療情報提供書
- 健康診断書
などがあります。
また、施設スタッフと面談があり、健康状態や費用面、対応が必要な場合など事前に確認があります。
⑤本契約・入居
審査が通ったら入居契約を締結し、入居のスケジュールをたてます。
契約時に必要な物は以下の通りです。
- 印鑑
- 印鑑証明(施設による)
- 連帯保証人・身元引受人の印鑑
- 連帯保証人・身元引受人の印鑑証明(施設による)
- 戸籍謄本(施設による)
- 住民票
入居の際には、施設での生活に必要な生活用品を持参しますが、あらかじめ施設に用意されている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
施設選びで迷ったらプロの窓口で相談
今回は認知症の方の施設入居のタイミングについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
施設を探したくても、岡山県内でいくつもある施設すべてを確認していくなんて時間がかかる・・・といったことが本音ではないでしょうか。
そんな方のために、岡山県内に特化した【岡山県有料老人ホーム相談センター】は窓口を開設しております。県内の施設と連携して、持病や費用に合った老人ホームをご紹介しておりますので、一度是非お気軽にご相談ください。