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老人ホームの種類

介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違いとは?

こんにちは!岡山県有料老人ホーム相談センターです。

今回は、以前有料老人ホームには「介護付き」と「住宅型」があると紹介しましたが、今回は特にその2つの違いについて、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。

介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違い

対象者について

まず異なるポイントとしては、入居できる条件が異なります。

入居対象者の条件は以下の通りです。

【介護付き】

  • 入居条件:自立から要介護の方

【住宅型】

  • 要介護度:自立~要介護まで
  • 年齢:65歳以上

基本的に、常時介護や見守りが必要な方は介護付き有料老人ホームを選ばれると良いでしょう。常時介護や見守りが必要ない方等は、住宅型に住ながら、訪問介護や訪問看護、デイサービス等の外部のサービスを受けることも可能ですので、各施設の受け入れ確認しながら探されるといいでしょう。

介護体制が違う

介護付きには、介護をもともと必要という前提のもと入居されるので、施設内に介護スタッフや看護師が在籍しており、介護の体制が整っています。生活の中で介護が自然と組み込まれている前提なので、どれだけ介護サービスを受けても、月々の利用料金は変わりません。

住宅型に関しては、介護を必要としない入居者もいるので、介護サービスが必要な場合は施設ではなく外部の介護サービスにお願いすることとなります。

そのため、もし介護サービスが必要になった場合は、施設利用料金とは別に、外部の介護サービスの利用料金の支払いが発生します。

スタッフのサポート体制が違う

介護付き有料老人ホームには、様々な職種のスタッフが連携しながら入居者へサービスを提供していますが、専門職であるスタッフの人員配置の義務が設けられています。

  • 管理者:専従で1人
  • 生活相談員:常勤換算で1人以上
  • 介護職員:看護職員と併せて入居者3人に対して常勤換算で1人以上
  • 看護職員:入居者30人までは、常勤換算で1人以上。その後は入居者が50人増すごとに1人追加
  • 機能訓練指導員:1人以上
  • 計画作成担当者:1人以上

一方、住宅型の人員配置は管理者の配置を除いて介護付きのような配置基準はありません。

費用が違う

まずは初期費用として岡山県内にある有料老人ホームの入居一時金を比べてみましょう。

  • 「介護付き」0~960万円
  • 「住宅型」0~1,500万円

ただ、岡山県内のほとんどの介護付き・住宅型有料老人ホームは入居一時金100万円以下でご入居できる施設が多くなっています。

そして、「家賃」「管理費」「食費」を合計した岡山県内の有料老人ホームの月額費用の目安は以下の通りです。

  • 「介護付き」14.0~17.0万円
  • 「住宅型」10.0~17.0万円

前述の通り、介護付きはやはり入居者に合った介護サービスを受けられることから、住宅型に比べると費用が高いです。

また月額費用に加え、介護保険サービス利用料金、医療費、薬代、お茶やおしめなどの費用が必要になります。

メリット・デメリット

それでは、介護付き・住宅型それぞれのメリットとデメリットについて整理していきましょう。
ご自身が重要視される点はどちらが優れているか、ご参考にしてください。

介護付き有料老人ホームのメリット

介護サービスをいくら利用しても利用料金が定額

介護付きは、要介護度が高い高齢者の方が入居される前提ですので、施設内に介護スタッフや必要な設備が完備されています。

介護保険サービス料金は利用料金に含まれているので、介護サービスをいくら利用しても料金が上がることはありません。

介護付き有料老人ホームのデメリット

住宅型有料老人ホームに比べ、全体的に費用が高め

スタッフや設備など、介護や医療サービスが充実しているため、住宅型有料老人ホームと比べると全体的に費用が高くなります。

また、新規参入の事業者も増えており、選択肢が多いことから、なかなか決めるのに時間がかかる施設とも言えるでしょう。

住宅型有料老人ホームのメリット

介護度が低いと費用が安く済む

住宅型は介護や医療サービスがない分、介護付き有料老人ホームに比べて費用は安価です。健康状態がよく、介護や医療を特段必要とされていない方は、費用を安く抑えることが可能です。

他の入居者とレクリエーションを楽しめる

住宅型のメリットといえば、やはり娯楽部分ではないでしょうか。有料老人ホームならではの、他の入居者とともに施設スタッフが楽しいイベントを企画してくれることで、楽しく生活を送ることができます。

住宅型有料老人ホームのデメリット

入居後に介護度があがると退去しなければならない可能性がある

介護付きと異なり、住宅型は医療依存度が高くない方に向けた施設なので、入居後に体調を崩し、より高度な介護や医療が必要になった場合、住宅型での安全な生活の維持が難しくなるため、退去しなければならなくなります。

退去が必要な程度は施設によって異なるため、入居前に確認しておきたいポイントのひとつです。

文章や図表で調べてもよくわからない!もっとカンタンに適切な施設が知りたい!という方へ

今回は住宅型と介護型の違いについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

老人向け施設は対象の方の状況によって細かく分類されるため、テキストや表を見てみてもいまいちよく分からない・・・結局自分や入居対象者はどの施設が適切なのか分からない・・・という方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、岡山県内に特化した【岡山県有料老人ホーム相談センター】は窓口を開設しております。県内の施設と連携して、持病や費用に合った老人ホームをご紹介しておりますので、一度是非お気軽にご相談ください。

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